穿くだけでスタイルアップ!
体形のお悩みを
デニムシルエットで解決
脚が太い、お尻が大きい etc.……誰もが持つ体形のコンプレックスは、実はデニムパンツで解決できます。ポイントは、気になる
部分をカバーしてくれるシルエットの選び方。代表的な体形のお悩みごとに、穿くだけでスタイルアップを狙えるデニムシルエッ
トを提案します。自分にフィットするカタチを知ることでコーディネートの新しい可能性を広げて!
Illustration:Ayumi Akira
スタイルアップ&体形カバーが叶う
デニムシルエットはコレ!
脚が太く目立つ
太脚のお悩みは
テーパードシルエットが解決
太腿から足先に向かって細くなるシルエットが特徴のテーパード。ウエストや太腿回りはボディラインを強調せずに余裕をもたせ、ふくらはぎから下の細い部分はスッキリとしたキレイなラインを演出することで、腿の太さが気になることなく美脚を実現。コーディネート全体のバランスも決まりやすくなる。着こなしにこなれ感を出すならトップスはフルタックインが正解。シャープな印象でスタイリッシュにアップデートできる。
Point 1 | 腰回りから太腿にかけてのゆったりシルエットが気になる腿をカバーして美脚を演出。 |
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Point 2 | フルタックイン、さらに裾丈をクロップドにすると着こなしに軽やかさ&こなれ感が生まれる。 |
おなか回りに
ボリュームがある
おなかのお悩みは
スキニーシルエットが解決
隠したいからといって、おなかや腰回りに余裕があるデニムを選ぶのは逆効果。解決策はスキニーシルエットが正解。おなかをスッポリ包んでカバーするハイウエストデザインと、プヨッとした体形を引き締めて見せてくれるストレッチの程よく効いたタイプがベストマッチ。一方、トップスには引き続きのトレンドでもある身幅の広いタイプを合わせれば、メリハリ効果で気になるおなか回りのスッキリ感が叶うだけでなく、脚長効果まで獲得!
Point 1 | ストレッチの着圧でボリューミーなおなか回りを包み込み、脚全体もスッキリ細身に。 |
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Point 2 | オーバーサイズの中でも、特にクロップド丈のトップス合わせが、より今年らしくスタイルアップできるカギ。 |
脚のシルエットが
悪い
脚の形のお悩みは
ストレート&ワイドシルエットが解決
O脚やX脚などで脚の形に悩んでいる場合、パンツは似合わないと諦めがち。けれど脚のラインを拾わないシルエットのデニムなら簡単にコンプレックスを克服できる。なかでもデニム生地の厚みやハリ感を味方につけたストレートやワイドタイプは、脚のラインを気にすることなくスタイリングが楽しめる。さらに視覚をIラインに導くセンタープレスなどのアクセントが入ると、より一層カバー効果を高めてくれる。
Point 1 | 脚のラインを拾わないシルエットを選べば、簡単にコンプレックスを克服。 |
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Point 2 | さらに美脚を演出するなら、センタープレス入りで I ラインを強調するのが有効。 |
胴が長めで
脚が短い
短足のお悩みは
フレアシルエットが解決
この体系は股上の深いハイライズと膝下を長く演出してくれるデザインを選ぶこと。その両方を兼ねるのが、膝から裾にかけて広がるフレアシルエット。ただし、膝位置や足首の境目が目立ちやすいライン&丈感は、より短足な印象を与える原因にも。なので、膝位置を高く見せながら足元まで隠れるフルレングスで脚線をスラリと刷新して。さらに、ウエスト位置を強調せずにお尻も隠れるロング丈トップスを合わせると、デニムスタイルにも自信が持てる!
Point 1 | 膝位置が高く設定されたデザインと足元まで隠すフルレングスを選ぶ。 |
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Point 2 | お尻を隠すロング丈トップスやヒール靴など、縦の I ラインを作ることも意識して。 |
お尻が大きく
形も悪い
お尻のお悩みは
テーパードシルエットが解決
お尻のお悩みは太腿のお悩みと同様に、ウエストからお尻、そして太腿回りにゆとりをもたせたテーパードが最適。お尻をカバーしながら足首に向かって細くなる立体感のあるシルエットは、レッグラインが響かずスラリとしたデニムスタイルが手に入る。モタついた印象にならないように、長さは程よく足首が見える7分丈から9分丈がベスト。一方、ヒップが隠れるロングトップスを合わせると太って見えてしまう危険も。フロントだけタックインしてバランスをとって。
Point 1 | お尻回りはゆったり、足首に向かって細くなるテーパードには下半身をスラリと見せる効果が。 |
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Point 2 | ロング丈トップスを合わせる場合は、前裾だけ入れてバックの裾を出すフロントタックインが好バランス。 |